長野県産業教育振興会 第一支会について

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長野県産業教育振興会 第一支会について

目的

 本支会は、本会である「長野県産業教育振興会」と連携して北信地域の産業教育の振興を図り、産業の発展に資することを目的とする

会長 ごあいさつ

 会員の皆様におかれましては、当会の活動にご理解、ご支援をいただき感謝いたします。
 産業界にとって、今後抱え続ける大きな課題の一つが、世界で最も少子高齢化の進んだ国である日本のなかで、慢性的な人手不足が経済の成長にブレーキをかけているような状況が続いていることです。本支会会員の各高校では、日々生徒たちに産業教育を行うとともに、地域連携として各企業、施設などとのかかわりを深め、生徒の成長につなげる活動も行っております。専門学科で学ぶ生徒たちは、地域での産学官連携として、具体的なフィールドワークを行い、産業界にとっても大きな戦力となる人材に育っていきます。
 グローバル経済の中での日本のプレゼンスを高めていくために必要なのは、これからの未来を切り開いていく人材であり、本支会も含め、産業教育全体の活性化が、今後、より求められていくと考えます。会員企業の皆様には、今後も積極的に支会活動にご参加いただき、充実した環境の元、生徒たちの成長を支えていけますようお願い申し上げます。

長野県産業教育振興会 第一支会 会長 羽生田豪太

理事長 ごあいさつ

 会員の皆様には、本会への多大な御理解と御支援をいただいておりますことに厚く御礼申し上げます。
 現在の社会情勢の変化はいくつもありますが、産業教育振興と関わって喫緊の問題は、生産年齢人口の減少です。昨今の地元企業の「人手不足」やそれをカバーするための一人当たりの生産性向上は社会課題でもあります。本県の人口ピラミッドは、全体的には下のほうが狭く、18歳のところが急激にくびれた形です。これはご周知のとおり、少子高齢化の影響と県外大学等への進学者がそのまま県外就職することによる県外流出の問題です。
 本会としては、これまで通りの総会や研究発表会の開催、高校生の学習活動の支援、教員研修の支援という学校教育の視点の事業だけではなく、地元企業を支える人材の量と質の積を大きくするため、企業と学校と地域が協働する施策を展開すること、さらにこのことは今後の高校教育の中で伸ばすべき能力の育成方法にもつながります。
 近年の各高校の取り組みには企業の見学や説明会等が実施されていますが、単独の高校で実施してもスケールメリットの観点から労が大きく効果は小さく、大きな風にならないため総体的な課題解決に結びつきません。本会は特別事業として企業と学校の懇談会等の新規の事業も始めていますが、これらを整理・発展させ、多くの企業や地域、多くの学校が参画すれば地域人材育成のプラットフォーム化が可能になるとも考えています。
 本会が、諸課題に向けて会員の皆様が相互に情報交換して連携する組織となりますようお願い申し上げます。

長野県産業教育振興会第一支会 理事長
三澤 秀樹

第一支会 会則

長野県産業教育振興会会則は以下のPDFよりご覧ください。

長野県産業教育振興会 第一支会会則(PDF:122KB)

これまでの実績

●平成27年度の活動
研究助成
○リンゴの栽培方法の違いが果実品質に及ぼす影響
○くますぎを中心とした販売実習および商品開発
○須商・創成マーケット2015における販売促進策の研究と実践
○須商マーケットリニューアルプロジェクト
○産業人基礎力養成講演会
○HDL等によるディジタル回路設計
○液晶セルの作製
○はりのたわみの測定と測定結果の数式化
○プログラミング教材開発
○タイの文化、フルーツカービングの授業展開